2012年4月15日日曜日

亡くなった父からのメッセージ(ミディアムシップを受けました)

先日、私のエンジェルの先生、イリゼさんのミディアムシップを受けました。

ミディアムシップは、亡くなった人と繋がるセッションです。身近な人で、肉体をもう持たない存在と繋がるので、エンジェルと繋がるのとはまた違うんですね。

私は14年前に亡くなった父を呼んでいただきました。

父のお葬式で、準備の段階では全く泣かないでいたのに、式が始まって椅子に座ったとたん、恐ろしく泣いてしまい、その後もなにかと父がらみになるとよたよたになってしまう私ですので、号泣してしまうのではないかとか、色々不安でした。

イリゼさんには何も情報をお伝えしなかったのですが、父の様子を聞かされるにつれ、まさに父なんですね。イリゼさんが知るはずのない父の死後の私の様子のことも出てきて、本当にびっくりしました。

父は小さな会社をしていたのですが、弟が継いだあと、リストラなどによって社員から訴えられ裁判をしている最中に亡くなりました。その後、弟の代わりに私が会社を継ぐことになり、その後は本当に言葉にはできないほど大変だったのです。

弟も夫も、どういうわけか全く力を貸してくれず、父の死後は母も引き取り、一人で会社と母の介護と娘たちのことをやっていたのですが、父は「なぜ私がたった一人でこんなに背負いきれないものを背負っているのか」と驚きつつ見ていたというのです。

私も確かに大変だと思いつつも、なんとか乗り越えて来たので、自分ではもう過ぎたことになっていたのですが、改めてそう言われると、なんというか、ただただ涙…でした。

「よくがんばったから、もう自分を責めなくていい」と言われ、そういえば、私は子供の頃からずっと父に認められたい一心で生きていたなあと思い出しました。

そんな父に褒めてもらって、不思議な気持ちでした。

そういえば、今思い出したのですが、その苦しいさなかに、夢で父が白いシャツを来た男の人を連れて来て、「この人に全部任せなさい」と言ったのです。

そして、その日私はある弁護士事務所で働いている女性と出会って、その弁護士の先生を紹介していただき、あっという間に会社を手放すことができたのでした。

そのことを聞くのを忘れてしまいましたが、イリゼさんが伝えてくれたメッセージで、私が一人で死ぬ思いでがんばってきたことをちゃんと見ていてくれて、そのがんばりはもう十分すぎるほどで、これからは身軽になりなさいと言ってくれたことは、何度思い出しても、泣けてしまいます。

先日、父と住んでいた実家のあった所を見に行ったり、なんだかこの流れはもう過去の両親との色々なことを手放していいということなのかなという気がしています。

父の残した会社や家を背負い、母を背負い、子供たちのこともあって、とてもとても重かったなあと思います。腰が痛かったのもそのせいかな。

長女で、本当はダメダメなのにしっかりしなきゃと、つい頑張ってしまって、背負ってしまう私の性格ですが、自分だけで背負わずに、最近は助けてもらうことも多いし、手放して軽くなりたいですね。

それが父からのメッセージでもあり、今私の周りの人たちが私に想ってくれていることなんでしょう。

まさか、父とこんな風につながることができるとは思ってもいませんでした。

でも、間違いなく父でしたし、その後しばらく私はぐすぐすと子供のように泣いて、眠って、父がより身近に感じられるようになり、死後のことや見えない世界のことをより確信を持つようになりました。

このようなセッションをして下さったイリゼさんにも本当に感謝です。ミディアムシップはとても責任が重いとおっしゃっていたように、とても繊細なものかもしれませんが、これは凄いことだと思いました。

イリゼさんだからこそのお役目だという気もしました。

数日経って、父からのメッセージがとても今私に必要で、ものすごく核心をついたものだということもじわじわとわかってきました。

どうやら、父の方から私に伝えたくて、このセッションを受けるようにはたらきかけてくれたようなのです。ありがたいことです。

こんなセッションをしてくださったイリゼさんにも本当に心から感謝です。ありがとうございました!

長くなりましたが、肉体はなくなってもちゃんと存在しているんだと感じましたし、もう一つ、私達は罪悪感など持たなくていいのだということです。

頑張って生きていない人なんていないと私はよくリーディングをしても思います。

間違ったように見えたとしても、私達はちゃんと許されているんじゃないかな、と思いました。

とても深い体験でした。感謝でいっぱいです。

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